住宅設計の楽しみ


11月28日に発刊された建築知識ビルダーズ27号(エクスナレッジ)に掲載いただきました。
建築系の全国紙に載せていただくのは初めてなので地味に嬉しいです!

今年受講した建築家伊礼智さんの「住宅デザイン学校」の最終講評の図面を、
ビルダーズの編集長木藤さんに気にっていただいたという流れでの紙面デビュー。

講評で荻野賞をいただいた事だけで驚きだったのですが、
ビルダーズ賞まで。。

ほんと身が引き締まる思いです。
ありがとうございます!

建築知識ビルダーズはプロ向けの建築雑誌と思われがちなのですが、
実は、これから家を考えられている一般の読者の方が多いという、少し特徴的な雑誌です。

それは、わかりにくい住宅建築をより噛み砕いて解りやすく載せていることや、質の高い家づくりのノウハウをより具体的に提供していることではないか、
と、個人的に思っています。

また、本屋で見かけたら手に取ってみてください。

そして、この際なので、

■改めて住宅設計について、私自身が思っていること。

今まで率先して見たり聞いたりしてきたことを反芻するにつけ、
つくづく基本設計の難しさを改めて噛みしめています。

 

世界にたった一つしかない「敷地」の良し悪しを読み取り、
そこに合った敷地の使い方を模索し、
そこに、ご家族のご要望、将来的な人生プランニングを掛け合わせていく。

ファーストプランは、時には絶望しかけるくらい想像力のいる全力投球の仕事だと思う。

何もない場所に、暮らしぶりを想像するのは、楽しくもあり、悩みも多い。
一喜一憂のなかに、ふいに見えてくるカタチ。

紆余曲折によって生まれたカタチを、クライアントと共有し、双方の信頼感が芽生えた時。
これこそ設計士の醍醐味で、この仕事をやってきてよかったと感じる瞬間です。

 

ここ最近は、
価値観を理解し、共有できるものを見つけたいために、
嫌だといわれない限り、まず一度お住まいを訪問させていただいています。

暮らしぶりというのは、皆それぞれ違うもの。
イメージをより丁寧に紡ぐために、私にとって大切なプロセスの一つとなりつつあります。

そんなことを考えていると、住宅設計の学びは膨大で、終わりはなく、
いままでも、そしてこれからも真摯に良いものを学び、
住宅設計に還元したいと思う次第です。

白い壁に。

着工中の紅葉町の家にて。


玄関の壁に飾る予定の陶芸作品をお持ちいただきました。

想像以上に素敵な、元マリメッコテキスタイルデザイナーの石本藤雄さんの作品。

2013年、県美術館で行われた巡回展で購入されていたとのこと。
やっとお目見えです!

繊細な作品ゆえ、持つだけでドキドキします。

真っ白い壁に配置された姿。
いまから、とても楽しみです!

福岡美穂

自邸取材のことと、プロダクトのこと

先日、自宅にて取材がありました。
ライターさん、カメラマンさん、編集の方々。

今回は、モデルさんまで!

かくし撮り、してみました。。
絵になります。

家のイメージに合わせていただいたという、
とても素敵な花束をいただきました!

ありがとうございます。

今月は来客が多く、家が整っています。
基本、その空気感を維持したいものです。


個人的ですが、
プロダクト(自邸で欲しいもの)をオリジナルで作っています。
今月は、コートハンガーをデザインしてみました。
ここから一部、麻を巻きます。

いつものことですが、プロダクトがあがってくると
修正箇所がでます。

デザインと機能性をより良いものに近づけたいという欲が出てくるのです。
そうやってブラッシュアップを重ね、
未完成品を完成品へと近づけるのが楽しくてなりません。

ありがたいことに、2組の方にご依頼いただいているのですが、
もう少し、座りを検討したいのでお待ちいただいています。

そんな感じで、いつも製作費、修正費等で赤字つづきです。
そして、家の倉庫に未完成品が溜まっていきます。
私の趣味なので、仕方ないことですね。

 

ときどき、
気に入っていただき、受注いただくオリジナル照明。

これもまた、改良を重ねています。
楽しい広大な世界。

福岡美穂